「山山の架け橋展」図録

A4判
38ページ

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説明

 ――富山出身の大坪命樹と山口出身の藍崎万里子二人の出逢いは、数秘学からはじまった……。
 大坪命樹は、中学時代に星新一に影響されて小説を書き始め、大学受験期に統合失調症に罹り、東京農工大学に進学しつつも、病苦を押して執筆を続けてきました。
 藍崎万里子は、高校時代にモーツァルトに触発され、ライフワークとなるアマプレベスシリーズの小説を書き始め、一部を書き終えたところで統合失調症に罹りました。
 二人は、数秘学で誕生数が同じ3です。数秘学をたしなむ藍崎は、その理由を以て大坪に声を掛け、それを切っ掛けに、大坪は藍崎を自分の所属する文藝同人無刀会に誘い入れたのでした。
二人の人生と作品を概観するこの展覧会を図録に収めました。富山県にゆかりがあり、ともに病気と闘いながら執筆している二人の作品に、興味を持って実際に読んで戴く切っ掛けとなることを、切に願うところであります。

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